オフィシャルウェブサイト
http://www.nakanishi-rei.com/
作詩家なかにし 礼
SongwriterNakanishi Rei
1938年中国黒龍江省牡丹江市生まれ。立教大学文学部仏文科卒。大学在学中よりシャンソンの訳詩を手掛け、「知りたくないの」(1964年)のヒットを機に作詩家となる。
ヒットメーカーとして活躍を続け「今日でお別れ」(1967年)、「石狩挽歌」(1975年)、「時には娼婦のように」(1978年)、「北酒場」(1982年)など約4000曲の作品を創る。「天使の誘惑」(1968年)ほかで日本レコード大賞を3回、同作詩賞を2回、またゴールデンアロー賞など受賞歴多数。その後作家活動を開始し、小説「兄弟」(1998年)を発表。次作の「長崎ぶらぶら節」(1999年)で第122回直木賞を受賞。満州からの引き揚げ体験を描いた「赤い月」(2001年)は100万部に迫るロングセラーになり映画化もされた。「てるてる坊主の照子さん」(2002年)は「てるてる家族」としてNHK連続テレビ小説で放送された。著書は他に「夜盗」、「さくら伝説」、「黄昏に歌え」、「戦場のニーナ」、「三拍子の魔力」、「世界は俺が回してる」、「夜の歌」等々。
一方、舞台作品の台本・演出も手掛け、演劇・舞踏・オペラを融合した「世界劇」という新しい上演形式は高い評価を受けている。
2012年に食道ガンが見つかり陽子線治療にてけしたが、2015年3月に食道横のリンパ節に再発。懸命なる闘病の末再度克服。現在はサンデー毎日にてエッセイ「夢よりもなお狂おしく」を連載中。
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